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第3回 日本胡琴祭

8月3日より1泊2日で、大阪府のクレオ大阪中央ホールにて開かれた日本胡琴祭に参加してきました。
日本胡琴祭は日本華楽団(日本人の中国楽器演奏家、愛好家を中心メンバーとする中国民族管弦楽団)による2年に1度の演奏会で、今年で3回目。
今回はゲストソリストとして、劉福君先生と武楽群先生と揚琴奏者の沈兵さんが出演。そして中村博光さん(福岡)が生徒では初となるソロ演奏を、また東京から3名、九州各教室から33名も参加し演奏を披露してきました。
1日目JR博多駅11時30分集合。久しぶりの再会に、生徒の皆さん笑顔。新幹線のぞみに乗り込み昼食をとりながら、新大阪駅まで約2時間30分。車内ではお互いの自己紹介や二胡談議に花が咲き楽しい時間を過ごしました。
予定どおり、宿泊先のプラザオーサカホテルに到着。夕食まで、皆さんほっとひと息。お部屋で練習したり、お買い物をしたり、ひと眠りしたり......その後楽しい夕食の時間を過ごし、19時30分からホテルにて最後の合同練習。劉先生も生徒の皆さんも練習に熱が入り、心がひとつになって演奏できている事を実感することができました。、もっともっと練習を楽しみたかったのですが、あっという間に2時間の練習が終了しました。
そのあと中村さんは、ソロ演奏の練習をする為、劉先生とホテル近くの公園を探して練習されたそうです。練習熱心の中村さんです。本番でも落ち着いて感情豊かに素晴らし演奏を披露されました。

2日目9時30分ホテルを出発。30分程で会場に到着しさっそくリハーサルの準備。
11時からのリハーサルでホールに行くと、日本華楽団の龔林先生の指揮で楽団の皆さんの演奏が始まっていました。その中には普段なかなか見ることができない大胡、低胡等の中国楽器、フルート、クラリネット等の木管楽器、トランペット、ホルン等の金管楽器に打楽器も加わり、そこには初めて耳にする新鮮なすばらしい管弦楽のハーモニーが奏でられていました。リハーサルはプログラムを通して行われました。オープニングとフィナーレでは、楽団の皆さんとの合同演奏。龔林先生のお人柄を感じさせる明るく優しい笑顔と情熱的なご指導で、私達の演奏や出番を指示して頂きました。しだいに緊張感も高まりいよいよ本番を迎えました。

今回私達はオープニングに龔林先生の編曲による胡琴祭序曲の演奏に参加。楽団の演奏が始まり、演奏の途中から、舞台からと、観客席横の入り口からとに分かれて入場。田園春色のD調、G調を暗譜して、演奏させて頂きました。本番2週間前に暗譜することになり、生徒の皆さんは猛練習をされた事と思います。

1部は武楽群先生のソロ演奏、東京から3名の演奏者の皆さん、そして日本華楽団の演奏が披露され、2部が私達のステージになりました。
最初にいつも演奏会でお世話になっています沈兵さんの艶やかな楊琴の演奏があり、いよいよ出番。
武先生、東京の演奏者の皆さん、沈兵さんにも加わって頂き、劉先生と生徒33名の総勢40名で「良宵」と「郷風」の2曲を演奏しました。
皆さんこの晴れやかな素晴らし舞台を楽しみながら演奏されたことと思います。
その後、中村博光さんのソロ演奏で「江河水」。そして最後に劉先生がオーケストラの演奏で「紅梅随想曲」を披露されました。
この協奏曲は歌劇「江姐」のテーマ音楽や旋律部分を素材に1980年に呉厚元が創作、姜建華によって初演されことで知られています。
曲は導入部と4つの楽章からなる、演奏時間20分に及ぶ曲を見事に表現豊かに演奏されました。魅了された満員の観客の皆さんからの拍手喝采は鳴り止むことなく、アンコールに劉先生のオリジナル曲の「草原情」を演奏されました。

フィナーレでは演奏者が舞台や舞台下の観客席前に集い「賽馬」「ふるさと」を演奏。
満員の観客の皆さんからの暖かい拍手を頂き、このようなすばらしい胡琴祭に参加できた事に感動と感謝の気持ちで胸が一杯になりました。
~みんなで奏でる二胡のハーモニー~と題して開かれた日本胡琴祭。演奏者と観客の心が一体となり、音楽の楽しさ、すばらしさ、感動を共有できた事は日本華楽団の理念とされる、「音楽を通しての日中友好、心の交流の促進」そのものだと感じました。

すべての演奏が終了し、満足感に満ち溢れた笑顔で最後に参加者全員による記念撮影が行われました。こうして全日程を終え、私達は余韻に浸る間もなく慌しく着替えを済ませ会場を後に、新大阪駅へと向いました。解散式は移動中のバスの中。劉先生のお言葉にもありましたが、添乗員の吉田さん、ツアーに参加された生徒の皆さんとご家族の皆さんの協力によって、無事に演奏会を終えることができたと思います。あっという間の2日間、お互いの絆を深め別れが惜しまれましたが、次回また会う日を楽しみにとの思いで、旅の終わりを迎えました。
皆さん本当にお疲れ様でした。

最後になりましたが、龔林先生をはじめ日本華楽団の皆様、事務局スタッフの皆様、参加にあたり大変お世話になり心より深く感謝申しあげます。
また今回共演して頂いた武楽群先生、東京の演奏者の皆さん、沈兵さん本当に有難うございました。

ここまで私共をお導き頂いた劉先生に心より感謝致します。

須藤 井上

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