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台湾龍潭四季二胡重奏団の友好公演での
演奏・観光ツアーレポート

 平成28年5月21日から3泊4日で、台湾へ演奏・観光旅行に行ってきました。参加者はご家族の方も含めて29名。4月の熊本地震の影響を心配していましたが、全員がそろって元気に出発できたことを大変嬉しく思います。久しぶりに顔を合わせた各教室の皆さんと近況等の話に花を咲かせながら、福岡からあっという間に台湾桃園空港へ。飛行機を降りると、亜熱帯のムシムシした空気に出迎えられました。

 ガイドの李さんの楽しいお話を聞きながら大型バスで移動、宿泊所となる石園招待所へ。今回の演奏会にご招待いただいた、陳紹箕先生や四季二胡重奏団の林団長さんと係りの皆さんが温かく迎えてくださいました。
宿泊所は自然豊かな広い敷地内にキッチンやシャワー室を備えた戸建の建物。5~6人ずつに分散して泊まることになりました。

 荷ほどきを終えて再びバスに乗りレストランへ。四季二胡重奏団の方たちと夕食会です。香辛料の程よく効いたおいしい料理に大満足。片言の英語や中国語、日本語が混ざり合う、楽しい夕食となりました。

 夕食のあとは練習会場へ移動。全員で伴奏と合わせるのはこれが初めてなので、なかなか息の合わないところもありました。劉先生の指導のもと、なんとか練習終了。

 翌朝は、皆さん早起きして宿泊所の周囲を散策したり、二胡の練習をしたりと思い思いに過ごし、重奏団の方で用意していただいた朝食でお腹を満たしてから演奏会場へ出発。午前中はホールでリハーサルを行いました。

 そしていよいよ本番。

会場 : 桃園市客家文化館演芸庁
出演 : 四季二胡重奏團  劉福君二胡教室(二胡24名 三線1名 ピアノ伴奏1名)
プログラム : 賽馬 *、良宵 *、梆子風、望郎、民謡組曲、島の風 *、シルクロードのテーマ *、海の見える街 *、花は咲く *、北京有個金太陽 *、葡萄熟了 *、彩雲追月

 四季二胡重奏団は、立奏での大合奏や少人数のアンサンブル、またその中でソロありと、いろいろな形態で演奏されました。また、シンプルなメロディに凝ったメロディを重ねて、面白い重奏にしてあるなど、とても興味深かったです。

 *印のついた曲が私達、劉福君二胡教室の演奏です。前日の練習やリハーサルではなかなか合わないところもありましたが、本番ではさすが!一番良い演奏ができたのではないかと思います。会場のお客さんたちが、私たちの演奏に聞き入ってくださっているのが伝わってきます。劉先生と、1パートリーダーの本庄さん、2パートリーダーの川口さんを中心に全員の気持ちが一つになって気持ちよく演奏できました。

 島の風の演奏には今回も三線奏者の井上哲郎先生が加わってくださり、心地よい三線の音色と二胡で沖縄の美しい風景を台湾の皆さんにお届けできたのではないかと思います。

 また、重奏団の劉団長さんの計らいで、ステージ上で一人ずつ自己紹介をすることになり、突然のことで急に緊張! しかし、中には中国語のできる方もいて、中国語での自己紹介に、会場は大いに沸きました。(格好よかったですよ♪)

 葡萄熟了は劉先生と、愛娘の美佳子さん(高校生)の二人の演奏に、美佳子さんの友人の楠本花美さん(高校生)がピアノ伴奏で参加されました。若い二人は綺麗なチャイナドレスに身を包み、これに揚琴の李書宜先生(台湾)が加わり、4人でのリズミカルでダイナミックな演奏を披露してくれました。この曲は二胡もピアノ伴奏もとても難易度が高いのですが、息の合った素晴らしい演奏でした

 プログラムの最後は四季二胡重奏団による彩雲追月。色とりどりの美しい衣装と冠をつけた皆さんの演奏はとても艶やかで、目も楽しませてくださいました。フィナーレは私たちもステージに上がり、とても賑やかで感動の中、演奏会は幕を閉じました。

 その後はレストランに移動して、重奏団の皆さんとともに打ち上げ!豪華な食事にお酒も入り、和やかで楽しいひとときを過ごしました。

 翌日は、重奏団の徐俊萍先生、林文川団長さんたちのお見送りを受けてから出発。宮崎駿アニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったといわれる九份へ。山道をバスで揺られながら着いた先は、石段と無数の赤い提灯に彩られたノスタルジックな世界。がんばって石段を登ると周囲は霧に包まれて、ますます幻想的に感じます。まるで主人公の千尋になった気分で、どこか懐かしさを感じる食べ物屋さんやお茶屋さん、工芸品店などが連なる通りを散策しました。

 その後、また山道を揺られて十份へ。ここでは四人一組になって紙製のランタンに願い事を書いて、気球のようにランタンの内部に火を点け飛ばしました。「健康でありますように」「二胡が上達しますように」。墨で書いた文字がどんどん上へ上へ。しとしとと小雨の降る灰色の空に小さく吸い込まれるまで見送りました。願いがかなうといいな・・・。

 宜欄に入り、色とりどりの胡蝶蘭の生産所を見学してからこの日の宿、温泉のあるホテルへ。大浴場があり、各部屋でも大きな湯船で温泉が楽しめ、そろそろ疲れが出てきた私たちはゆっくりと癒されることができました。

 最終日は民芸品店や免税店でショッピング。ランチは台北の小龍包のおいしいお店へ。あまりのおいしさに、余った熱々小龍包のジャンケンによるシレツな争奪戦が繰り広げられていました!!
こうして4日間の楽しかった行程を終えて無事福岡空港へ到着しました。

 今回の演奏会では陳先生、徐先生や四季二胡重奏団の林団長と皆さんのお招きにあずかり、本当に温かく迎えていただいたこと、そして演奏を聞きに会場へ足を運んでいただいた台湾のみなさんに心より感謝します。二胡を通して台湾と日本の友好の輪がさらに大きくなったことを大変嬉しく思います。劉先生のお話では、私たちが演奏した曲の楽譜が欲しいと、観客の音楽の徐先生がおっしゃったとのこと。私たちの演奏を気に入ってくださった証ですね(^^♪

 また、参加者の皆さんの安全や体調に常に気配りをしていただいた劉先生、演奏を客席から応援していただいたご家族の皆さん、旅のお世話をしていただいた役員の皆さん、大変ありがとうございました。

 この経験を胸に、また明日からランタンに込めた願いがかなうよう、二胡の練習に励まなければ!

熊本教室 井上 かな

*ほか、下記リンクにて、生徒さんの活動レポートを掲載しています。
劉音楽興社 生徒さんの広場
http://www.liu-ongakukousha.com/cont3/26.html

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