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第8回劉福君九州二胡教室
 生徒たち二胡の夢コンサート・日田二胡合宿に参加して

 「令和」元年新しい時代が幕を開けた5月19日に、日本でトップクラスの設備を誇る福岡県久留米市の久留米シティプラザ、ザ・グランドホールにて、劉福君九州二胡教室生徒たち二胡の夢コンサートが開催されました。
 当日ロビーは、開場1時間前から続々と行列ができ、お客様でいっぱいになっていたそうす。客席は、1階がほぼ満員となり、2階、3階の観客席も開放され本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。

 第8回目を迎えた今回のゲストは、上海から上海音楽学院教授で、劉福君九州二胡教室の顧問である王永徳先生と全国でご活躍の二胡奏者ウェイウェイウーさん、夢コンサートでいつもお世話になっているピアニストで作編曲家の岩崎大輔さんをお招きして華やかに行われました。

 第一部は、艶やかな衣装を身にまとった総勢140名の生徒が出演する大合奏で幕を開けました。舞台いっぱいに140本の二胡が並ぶ風景は、初めて見るというお客様も多かったのでしょう。会場より「オー!」という歓声が上がり、劉先生が舞台に登場され、立奏で演奏しながら指揮をしてくださいました。
 オープニングの2曲「また君に恋してる」「涙そうそう」は演奏会初参加の生徒さんが舞台ひな壇に並び、総勢140名の大合奏となりました。
 続いて1パートと2パートの掛け合いが美しかった「長相思」、王永徳先生とウェイウェイウーさんも演奏に加わっていただいた「賽馬」を4曲メドレーでお届けしました。
 演奏会初参加の生徒さんは、「賽馬」の最後に一斉に響きわたるものすごい数の馬のいな鳴きの音に驚き、二胡の多彩な音に圧倒されたそうです。また、先生方や先輩方の演奏を間近で見る事ができてとても勉強になったと感想をいただきました。

 次に劉先生の独奏「懐郷曲」は、故郷に対する思いを二胡に託した渾身の演奏で会場は魅了されました。
 斉奏では、九州各県の生徒たちが少人数編成で2曲演奏。「燭影揺紅」は劉先生と19名の生徒で演奏され、後半の二重奏が会場に美しく響きわたりました。
「山村変了様」は14名の生徒で演奏され、曲の中盤でふたつのグループに分かれて、難しい旋律の掛け合いを披露しました。
 そして、劉先生の愛娘、美佳子さんが「チャールダーシュ」を披露されました。高度なテクニックと表現力、若く美しいその姿に観客の皆さんのため息が聞こえてくる素晴らしい演奏でした。

 第一部最後は再び大合奏で、今回のゲスト、ウェイウェイウーさんの演奏でお馴染みのドラマのメインテーマ曲「JIN~仁~」の美しいメロディーが流れました。この曲は、1パートの高音を奏でるのが難しく、2パートの掛け合いのタイミングも難しい曲でしたが、一体感のある演奏となりました。
 「このような大合奏で美しいハーモニーが奏でられるのは、劉先生が九州全県を廻って、生徒一人一人に熱心に指導されているからこそできることで感動しました。」
とウェイウェイウーさんが舞台で感想を述べてくださいました。
一部最後の「聖者の行進」では、演奏の途中で生徒たちがスタンドプレイを披露。観客席から自然と手拍子のリズム打ちが始まり、クライマックスでは、観客の方々も立ちあがり、観客と舞台が一体となって大変盛り上がり第一部が終了しました。


 第二部は、晴れやかに「江南春色」から始まり、「空山鳥語」、「草原情」「二泉映月」「金珠瑪米賛」と難易度の高い二胡の名曲を5人の生徒たちが感情豊かに独奏しました。
 生徒の独奏に続いては、ゲストのウェイウェイウーさんが、ニューアルバムの中から、「星の約束」をしっとりと。お馴染みの「リベルタンゴ」は情熱的に演奏され、赤いドレスが映えるスタイリッシュな演奏に会場は魅了されました。
 最後に王永徳先生の独奏「田間」では、自然の美しさを奏でた演奏がとても心に沁みました。桃源郷のような風景が目に浮かんでくるような素晴らしい演奏でした。
 先生方の演奏は、どの曲も圧巻で最初の一音で会場の雰囲気が一変するのを肌で感じ興奮させられました。
王先生の演奏に、しばらく会場の拍手が鳴り止みませんでした。アンコール曲は、王先生を中心に、劉先生、生徒10名で「豫北叙事曲」が演奏されました。このようにしてお客様の温かい拍手に包まれ、演奏会は無事に終演となりました。
 二年に一度開催される夢コンサート。生徒にとっては本当に夢の舞台です。
この感動を大切にして、次の目標に向けて日々努力を積み重ねていきたいと思います。
 ご来場いただきましたお客様に心より感謝申し上げます。

 今回の演奏会で、素晴らしい伴奏で私たちを盛り上げてくださったピアニスト岩崎大輔さん、古閑恵美さん、揚琴の周暁丹さん、ベースの森しのぶさん、パーカッションの村岡慈子さん、本当にお世話になり有難うございました。
生徒たちは、舞台で奏でられる楽器の音色に非常に興味深く、楽器を自由自在に操り表現されるお姿に感動しておりました。そして、いつも司会を担当してくださる村上幸子さん、素敵な笑顔で舞台へ送り出してくださり有難うございました。

 この演奏会の成功に向けてご協力いただいた日中友好協会様、久留米教室・鳥栖教室の生徒さんとご家族の皆様、劉先生のご親戚の皆様、出演された生徒の皆様、大変お世話になり有難うございました。そして何より、いつも温かく一生懸命に生徒を指導してくださり、私たちを夢の舞台に立たせてくださる劉先生に心より感謝申し上げます。

 最後になりましたが、久留米シティプラザのスタッフの皆様には、大変お世話になりました。心より深く感謝申し上げます。


<日田二胡合宿>
 演奏会終了後、29名の生徒は、翌日行われる王永徳先生・ウェイウェイウーさんの二胡セミナーを受講するため、合宿先の日田へと移動しました。
ホテル到着後は、王先生とウェイウェイウーさんを交えて食事会となりました。
演奏会を終えて先生方や生徒の皆さんの心に沁みる感想を聞かせていただいたり、薩摩川内、宮崎、小倉教室の有志3名の生徒さんによるサプライズも披露され大変盛り上がり、楽しい宴となりました。

 翌日、午前中は王永徳先生。午後からウェイウェイウーさんの二胡セミナーが行われました。
 今回のセミナーでは、普段疑問に思っている事、苦手としている演奏技術についての指導やアドバイスをお願いするなど、次々に生徒から質問が出ました。
これに対して王先生もウェイウェイウーさんも、時にユーモアを交えて、実演しながら丁寧に答えてくださいました。
生徒の皆さんは食い入るように真剣にメモを取りながら受講されていました。
皆さんの少しでも上達したいという思いが伝わってくるようでした。
 ウェイウェイウーさんのセミナーの最後は、「JIN~仁~」の生演奏があり、アンコールでは、劉先生と即興で「女人花」を二重奏で聴かせてくださいました。
先生方の息の合った美しい演奏に心も身体も癒され、皆さんも感動されていたようです。
 王先生、ウェイウェイウーさんのご指導、アドバイスを今後の二胡演奏に生かせるように頑張りたいと思います。先生方には大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

 今回の2泊3日の演奏会・二胡合宿は、普段お会いすることがない九州各県の生徒の皆さんと演奏を楽しみ、二胡について一緒に学習する事ができ、本当に充実した夢のような楽しい時間でした。
 また先生方や教室の皆さんと再会できることを楽しみに練習に励みたいと思います。

レポート:荒木・神山・須藤

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